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 東京出張の際にいつも昼ごはんの時間を気にするのも、全ては目白丸長のつけそばを食べたいがため。月曜日から土曜日まで、昼の時間11時~15時までしか営業していないこの店の暖簾をくぐるのは、鳥取で仕事をしている人間にとって容易なことではない。

 前回は友人の結婚式にかこつけて10月にチャレンジしたが、土曜日は早く麺がなくなるため、並んでいた行列の目の前で麺がなくなって、泣く泣く断念した。
 そんなわけで、今回は万全を期して土曜日9時には東京入り、余裕を持って丸長入り。
 丸長外観.JPG
 目白丸長の行列は長く、特に土曜日には30人程度が行列を作るのだが、店の回転が恐ろしいほど早いため、30分も待たないうちに順番が回ってくる。でも、食べるのは650円のつけそば。
 つけそば大盛.JPG
 この日はつけそば大盛(750円)を注文。スープからは懐かしい豚の香り、もっちりとした太麺の輝きが五感を刺激する。
 まずはつけダレに箸を伸ばす。
 つけダレは層化しており、これを混ぜ合わすのが第一歩。
 そして、ひとくち口をつける。
 濃い目のタレと、酢の香りと、後から辛みが舌を刺激する。
 そしておもむろに麺をつまみ上げ、ざらっとスープにつけてひとすすり。
 麺の具合を確かめる。
 そして、麺とメンマ、麺とチャーシュー、麺とシナチクに合わせて食べてみる。
 それは統率の取れたオーケストラの、一つ一つの音を確かめるようであり、ここでしか味わえない味覚の楽曲を奏ではじめる。そこにあるのは、もはや食材の交響曲であり、一種の食事を超えた調和の幻想である。甘み、辛み、酸味は口の中で豊かな和音となり、食べ終わる頃には満腹という愉悦が待っている。
 スープ割り.JPG
 食事の最後には、つけダレをスープ割りにして飲み干す。
 本当に名残惜しいと思うのはこのときで、この一瞬が永遠であればいいのにと思う。
 学生時代にはこの店に通いつめ、多いときで一週間に4日は行った。
 いつでも食べたいと思うのはこの店だけで、鳥取では日々悶々としている。
 だが、食べ終わるとほんの10分くらいなもので、これまでの懊悩は昇華していく。
 本当に、因果な生き物だなと思うのはこのときばかり。東京に、何しに行ったんだっけ。
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2006.11.18 | lahmen(ラーメンとつけめん) | トラックバック(0) | コメント(0) |












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