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 王子の風景

 王子の中心、サンスクエアから見た光景。
 この日、地元ミュージシャンによるライブをやっているが客席はまばら。
 こんなに淋しいところで、何ができるか考えた。
 簡単にいえば、王子は駅と飲食チェーン店とパチンコ屋くらいしかない淋しい街だ。

 京浜東北線と地下鉄南北線と都電荒川線が交わるところだが、これといった名所もないし、道行くひとも特徴がつかみづらく、あらゆる飲食チェーン店(なんと餃子の王将まである)を揃えるがこれといった店はなく、駅の近くにパチンコ屋が5軒くらいある。

 王子のなんだか祭り

 駅前から伸びる無造作に広がった道路は隘路が多く、道を歩けばカラオケ店と質屋の売り子に声をかけられる。この日は王子神社のお祭りらしく、御輿なんかが出ているが、賑わっている感じもしない。どこに行けばいいのか途方に暮れ、額からは汗がにじみ、なぜ都電荒川線でこの駅に降りたのか少し後悔する。

 考えてみれば、郊外というのはこんな街のコピーだと気づく。
 複製の技術は、ベンヤミンが指摘したようにアウラを解き放ち、トポスを奪い取り、既視感のある街をも増幅させていく。デジタルの増殖する意志と、アナログの特異点への収束。
 圧倒的にデジタルな空間である王子は、現代的であるが故に馴染めない。

 帰りに「しょうえい」というお店でつけめんを食べた。
 これも、「やすべえ」のコピーのような味としつらえ。

しょうえいのつけめん
 
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2010.08.08 | travel(旅行記) | トラックバック(0) | コメント(0) |












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